「管理会計」、ちょっと嫌なとっつきにくい響きです。 「管理」という内向きのイメージ、 「会計」という杓子定規なイメージ。
でも、本当はそれはとっても自由で未来志向でダイナミックな世界、
「管理会計」の「会計」、皆さんには机にしがみついて行う細かい作業というイメージがあると思います。 が、実はそんな辺境な世界ではなく、もっと自由で経営・経済・心理学などと深くかかわる広い世界なのです。
会計には大きく2つの分野があります。

ひとつは外に対して報告するための会計。 「財務会計」や「税務会計」(ひとまとめにして「制度会計」)がそれにあたります。
これに対して管理会計は自らの経営の成功を支援するための会計、と言えるでしょう。
実は、管理会計は制度会計とは逆の世界と言えるのです。

制度会計が過去の結果を計算して報告するのに対して、管理会計では未来の目標を実現するための方法を探りそれを実現するために活用されます。
目標とする経営成果を得るために何が必要か? その課題を確実に解決するためにしっかりとウォッチする仕組み、 課題解決の為に人と組織を動機づける、 そんな分野が管理会計です。
ですから、あるべき未来から逆算で物事を考えることになります。 損益だけを扱うわけではありませんが、大雑把に言えばこんな感じです。


また、制度会計は外部への報告が目的ですから自由裁量の余地は少ないです。 勝手気ままな基準で利益の計算などが行われたら外部の人は何を信じていいのかわかりません。 従って財務会計と税務会計は様々な法律や規則等によって規制されます。 担当者はこれらの決まり事をよく理解し従う遵法が大事。 なので、少々不自由な会計と言えなくもありません。
一方管理会計を規制するルールは存在しません。 自らの成功のためのものですから誰からもとやかく言われるいわれはありません。 本来管理会計は全く自由なものなのです。
従って管理会計では「何かに従う」のではなく「自分で創り出す」、つまり遵法は不要、それより創造力が大事ということです。
「管理会計は自由」と述べてきました。 とは言っても一から全て個々人が考えて創り出すのは困難というより事実上不可能でしょう。ですから先人達が開発した知恵を学ぶことはやはり大事です。
管理会計検定では、このような先人たちの教えを中心に基礎から応用まで段階を追って学んでいただいています。
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