管理会計=経営を引き立てる 1
ここでお示ししようと考えておりますのは、
「管理会計」の極めて個性的な特徴です。
その目的のために、ここでは、まずあえて明示しておきたく思います。
そもそも「財務会計」は、
株式投資家、金融機関、事業場の取引先などといった、、、
つまり自社の外にいらっしゃる、しかし自社とある意味大事な関係にある方々に対して、
✔自社の活動の事実や
✔そのような経営と呼ばれる活動による達成の度合い
そして、
✔将来に対する考えを少し
数字やそれに関係る事実を中心にして提出することを目的
としています。
一方「管理会計」は、、、
ここには少々インパクトを受けていただきたく、こんな具合に定義してはいかがかと、、、
まず、
✔会社内(組織内)の経営者に限らずすべての人たちを対象にして、
すべて限定し書ききれるものではないですが、例えば
✔「経営戦略」「企業会計」このあたりを基本とし、
「経済学」「社会学」「地球環境学」「行財政学」「自然科学」
などなど、あらゆる分野が対象とします。
つまり、
✔分野が特定された財務会計と比べ物にならないほど広い分野を対象とする、
それこそが管理会計の個性である、そう考えることが良いのではないかと思います。
もう少し具体的な内容としては、例えばこんなものを扱います。
✔目標とする経営成果を得るために何が必要?
✔その判断は得なのか?損なのか?
✔その課題を確実に解決するためにしっかりとウォッチする仕組みとして何が必要か?
✔課題解決の為に人と組織を動機づけるためのマネジメントとは?
つまりより良き未来を創造することを扱う、そう言えば分野が明確ではないかと思います。
このような管理会計のために、あえてなるべく広く経営戦略を中心とした経営学の全般像を、
私櫻井が短時間でサッサッ!と書いてみました図をお示ししておきます。
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以降の投稿では、できるだけ皆さんが、それぞれの目的を意識しつつ参考にできそうな情報をご提供していきたいと思います。
以降最低週1回の頻度で出稿いたします。ご期待を!
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JEIMA代表 櫻井道裕