USCMAと管理会計検定との比較

弊社代表である櫻井道裕はIMAの西日本支部代表として、IMA(米国管理会計人協会)とUSCMA(米国公認管理会計士)の日本での普及活動を熱心に行っています。

そのようなことから、「USCMA取得のために管理会計検定はどう役にたつのか」とか、2つの資格の違いについて尋ねられることが非常によくあります。

このページはそのような疑問にお答えすること、そして皆さんのキャリアアップのための道標となることを目的にしております。


まずは簡単な結論から、

USCMAと管理会計検定とで迷われる方は、以下の判断基準を参考にしてください。

1.次の方は迷わずUSCMA取得をおすすめします

(1)権威ある資格によって管理会計・財務管理における高度な能力を世界の舞台で証明をしたい方
あるいは、
(2)国際的な場所で管理会計・財務管理の専門家として活躍したい方
で、かつ
(3)一定水準以上の英語能力を保有する方(英語での読み書きにあまり不自由を感じない方。英会話能力は不要です)
(4)大卒(学士)以上の学位を保有する方

☆大卒資格について

USCMAが受験資格として大卒資格を求める点について、
「管理会計の普及を目的とするのであれば、意欲のある人には機会均等を付与するべきで、学歴などにこだわる必要はない」というのが弊協会と協会代表の櫻井道裕の考えですが、IMAはあくまで大学卒業程度の教養を身につけている必要があるとします。
この点について、櫻井は2018年春にIMAのCEOに対して「日本の会計実務の多くは商業高校卒・短大卒・専門学校卒の会計人が担っており彼ら・彼女らに、より高い学びの機会を提供することが重要であり、日本においてはUSCMA受験資格から大学卒業をはずしてほしい」旨訴えておりますが、受け入れられるには至っておりません。
大学において一般教養(リベラルアーツ)を徹底的に教育する米国の教育制度がその背景にあると思われますが、社会に出てからの幅広い経験と手厚い企業内教育による人材育成という米国にはない日本の仕組みへの不理解はいかんともしがたいものかもしれません。

これに対して、もちろん弊協会と管理会計検定・認定管理会計士試験には一切の学歴的基準は設けておりません。
まだまだ管理会計の普及度が低い日本において、これを普及させるのには機会均等は不可欠だと考えるからです。

2.USCMAを視野に、まずは日本語で経営の基礎と管理会計を集中的に学びたい方には管理会計検定はおすすめです

USCMAを視野に入れて、まずは日本語で経営の基礎と管理会計を本質から誤解なくしっかりと理解し習得したい方
(USCMAを意識した管理会計に特化した日本語の教材で、かつ能力認定が可能なプログラムは現時点では管理会計検定以外には存在しません)

3.管理会計の学びそのものを目的とする方にこそ管理会計検定は最適です

(1)純粋に管理会計のスキルを高めたい方
(2)管理会計の能力を一定水準まで満たしていることを確認したい方

上記しておりますように、USCMAは大卒資格にこだわっており、それを保有しない方が高い管理会計のスキルを身につけていただくためには管理会計検定は優先順位の高い選択肢であると自信をもっておすすめします。


次に学習内容における違いを簡単に、

主な違いは以下の通りです。
管理会計検定はUSCMAの範囲の約70%程度をカバーしています。

1.USCMAの範囲である一方管理会計検定では範囲外である主なテーマ

(1)資金繰り計画の具体的な計算方法
(2)内部統制全般
(3)財務諸表における会計基準や為替の影響
(4)高度なコーポレートファイナンス
(5)リスクマネジメント
(6)ビジネス倫理

2.管理会計検定では重視しているがUSCMAでは範囲外もしくは扱いの重要性が低いテーマ

(1)経営戦略・経営環境分析・マーケティング・組織論・モチベーション理論など経営学分野
(2)仮説検証主義をベースとした分析手法

USCMAと管理会計検定との取扱いテーマにおける詳細な比較表を、こちらに掲載しておりますので、ご覧ください。
USCMAの内容は、2019年3月18日現在公開されているものをもとに、2015年版Gleimのテキストを参照して整理しております。
部分的に最新のものではなかったり、多少の祖語のあることはご了承ください。

3.USCMAが米国の資格であることによる特徴

(1)会計基準は米国基準のGAAP(一般に公正妥当と認められる会計基準)が採用されており、日本基準との違いがある
(2)米国破産法や不正防止のための代表的な米国の法律を学ぶ必要がある
(3)資金調達方法や資金運用方法などにおいては米国内で取り扱われる金融商品を学ぶ必要がある


最後に受験・資格維持に必要な事項、

 
USCMA
管理会計検定
想定対象者権威ある資格取得を目的とする方、国際的にこの分野の専門家として活躍したいと考える方日本語で確実かつ効果的に管理会計を学びたい方、USCMA対策として重要事項を日本語でしっかりと学びたい方
受験資格・資格取得要件大学卒業(学士保有)
2年以上の専門家としての実務経験
特になし
学習方法・2019年3月18日現在、公式なUSCMAコースは国内ではTACのみが存在(財務会計等についてはCPAコースを日本語で受講、管理会計についてはアメリカのテキスト及び日本人講師によるポイント解説DVDを使用)
・管理会計に限定して日本語で学ぶために管理会計検定を受講する道も有
管理会計検定の各コースを受講
日本語テキスト、例題集、Web上での答案練習、Web上でのポイント解説動画
取得費用概算概算合計200,000円~280,000円(税抜)
=内訳=
TAC受講料61,760円~136,300円(税抜)
Membership Fee US$245(翌年からUS$230)/CMA Entrance Fee US$250/Exam Fee US$415 x 2 = US$830
学習教材と受験をご覧ください
維持費用年会費US$230
CPE(継続学習)ポイント年30クレジット獲得のための費用(US$100~300程度)

 

 

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