OISによる予算管理

IMAの機関紙Strategic Finance 2018年4月号の記事”OIS Next Generation Budgeting”からの情報です。OISはOperational Income Statementの略で、コストと成果との因果関係に着目した財務管理手法のことで、この考え方を予算管理に活かす方法が提唱されています。
例えば、様々なマーケティング活動と販売額や利益額との因果関係を分析することでストレートに業績に貢献できる財務情報を提供しようとします。
予算を策定する際に前提とした事柄というのは短期的に変化し、折角たてた予算が陳腐化してしまい、これを元にした管理には常に限界が伴います。
このような伝統的な管理方法に対して、OISでは、以下のようなフレームワークを提供しています。
Step1
活動とコストの相関関係を分析
Step2
前提条件が変わったときにこの相関がどう変化するかを分析
Step3
活動量(結果としてのコスト)と販売額との相関関係を分析
Step4
以上から各活動の量と獲得利益との相関を分析し、最適な活動ミックスを計画する。

つまり、全体を要約するとこういことです。


シンプルなフレームワークですが、アメリカらしい、誠にロジカルな考え方という印象があります。

 

管理会計の資格へ

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。